ペイントでのLINE絵文字の作り方
私はペイントで作成しているのですが、その過程をざっくりとメモしておきます。
まず、テーマを決めます。私の場合は、黒い吹き出しと日常会話で使いやすいもので作っています。テーマを決めたら、製作開始。180×180pxサイズでひたすら40個作ります。保存はPNG形式で。
ペイントだと、コピペで使い回したりしやすいのですが、そこに落とし穴があります。複数のものが同じ形やアングルだと審査員に判断されると、リジェクト(不合格・却下)対象になってしまいます。例えば、ハートの形や大きさが同じものの色違いはリジェクト対象になる、ということです。基本的にただの色違いは通らないので少しでも形を変えたり、付け加えたりする必要あり。
絵の背景色は、透過処理のことを考えて、画像が重なる背景の色にしています。ペイントで作ったものをそのまま透過すると綺麗に透明化することができますが、リサイズしたものは、色の種類が増えてしまい、背景色を透過する時に綺麗に透明化できないことがあります。どうにもならない場合もあるので、そのままリクエスト(申請)していますが、あからさまに出すぎてしまって、リジェクトになったことがあるので、できるだけでないように考えながら作っています。
絵文字40個を作ったら、一番いい絵を縮小して、トークルームタブを作成。
その後、全ての背景部分を透過させる作業をします。これをしていないとリジェクトになります。必ず、背景色は絵で使われていない色を選択します。
ペイントでの透過作業はまだ慣れていないので、手っ取り早くできるPEKO・STEPというサイトを使わせてもらっています。リサイズ(画像サイズ変更)などもできるので、トークルームタブも作りやすいです。
作り終わったら、LINE Creators Marketでクリエーター登録をします。
マイページで、新規登録→絵文字で必要事項を書きます。英語でも説明が必要なので、英訳サイトも利用。当然、日本も対象なので、言語追加でjapaneseを選択して、日本語でもタイトルと説明を書きます。タイトルがダブった時は半角スペースやスラッシュなどを入れる工夫を。販売国の選択・コピーライト(著作権を示す言葉)を書き、保存。
次は、画像をアップロード。ZIPファイルで一気にアップした方が簡単なので、 フリーソフトのLhaplusを使っています。その場合、画像の名前は001~040にしておきます。違う名前だと、受け付けてもらえないので。画像の順番は使う時の順番になるので、並び順はよく使いそうなものを最初の方にします。4つ画像を選択するところでは、販売時に表示されるものなので、一押しのものを選びます。
その後、タグ設定。これはラインで使用する時に、文字入力すると表示されるもので、3つまで選ぶことができます。
最後は、販売価格を設定して保存し、最終的にプレビューで確認して、リクエストボタンを押します。
後は、審査結果を待つばかり。以前は、数ヶ月待つことがざらだったようですが、今は数日で結果が出ます。最初の頃は、2日くらいで結果が出ていました。今はちょっと時間がかかって、3~5日かかる場合もあります。
リジェクトとなったものは、ダメな画像と理由がメッセージセンターから書き込まれてくるので、修正してから再リクエストします。
認証された場合は、リリースのボタンを押せば販売開始となります。好きな時に販売停止もできます。
一応、みんなが見る時間にリリースした方が、新着のページに表示されて目に留まりやすいはずなのですが、現在は簡単に作れるようになったため、多くの人が参加していてすぐに新着から数ページ先に流されてしまうので、微妙かな。
制作から販売までは大体こんな感じです。